AIのモデルには提供が終わる日があります。ところが、終了日が前もって公表されているモデルはごく一部です。
モデルを横断して扱っている OpenRouter のデータには、モデルごとに提供終了日を入れる欄があります。その欄が埋まっているモデルを全部並べました。数えられるかたちで終了日が出ているものは、載っているモデル全体のごく一部です。しかも、埋まっている値のなかに、日付として素直に読めないものが混ざっています。
終了日が入っているモデル

欄が埋まっているモデルの全件です。日付の近いものから並べています。
提供終了日が公表されているモデル
← 横にスクロールできます
| モデル | 提供終了日 | 残り | 文脈長 | 学習データの時点 |
|---|---|---|---|---|
| MoonshotAI: Kimi K2.5 | 2026-08-31 | 経過 | 262,144 | 未取得 |
| Dots Studio: Dots3-Note Preview (free) | 2026-09-30 | 22日 | 512,000 | 未取得 |
| Z.ai: GLM 4.5 | 2026-12-31 | 114日 | 131,072 | 2024-12-31 |
| Z.ai: GLM 4.5V | 2026-12-31 | 114日 | 65,536 | 2024-12-31 |
| Z.ai: GLM Latest※ | 2098-12-31 | — | 1,048,576 | 未取得 |
| Z.ai: GLM 5 Turbo※ | 2098-12-31 | — | 202,752 | 未取得 |
| Z.ai: GLM 5.3※ | 2098-12-31 | — | 1,048,576 | 未取得 |
| Z.ai: GLM 5.3 Flash※ | 2098-12-31 | — | 1,048,576 | 未取得 |
| Z.ai: GLM 5V Turbo※ | 2098-12-31 | — | 202,752 | 未取得 |
※ 印の行は、提供終了日として 70年以上先の日付が入っているものです。値はレジストリが返したまま載せています。実際にその日に終了するという意味には読めません。ただし、それが何を意味するのかは公表されていないため、こちらで除外も解釈もしていません。
レジストリに載っている 417 件のうち、提供終了日が入っているのはこの 9 件だけです。
時点で取得したデータです。
70年先の日付が入っている
表の下の方に、70年以上先の日付が入っている行があります。値はレジストリが返したまま載せています。
実際にその日にサービスが終わる、という意味に読むのは無理があります。かといって、それが何を意味するのかは公表されていません。「終了予定は未定」を表す入力なのか、別の理由があるのかは分かりません。分からないので、除外も解釈もしていません。除外すれば件数が小さく見え、額面どおりに読めば嘘になります。どちらも事実を曲げます。
残り日数は日付から計算しているだけ
「残り」の列は、表示した時点と終了日の差です。その日にアクセスできなくなるという告知ではありません。提供元が前倒しすることも、延長することもあります。70年先の日付が入っている行では計算していません。
公表されていない方が多い
終了日の欄が埋まっているモデルは、載っているモデルのごく一部です。残りは「終わらない」ではなく、「終了日が公表されていない」です。この2つは別のことです。
レジストリに載っている範囲
← 横にスクロールできます
| 項目 | 件数 |
|---|---|
| 載っているモデル | 417 |
| 提供元の数 | 52 |
| 文脈長が公表されているもの | 417 |
| 学習データの時点が公表されているもの | 190 |
| 提供終了日が公表されているもの | 9 |
時点で取得したデータです。
学習データの時点についても同じことが言えます。公表されているモデルは半分に届きません。いつまでの情報を持っているかも、いつまで使えるかも、多くのモデルでは分からないまま使うことになります。
提供元が公表する義務は無い
終了日を出すかどうかは提供元の判断です。出していないことが不誠実だとは言えません。ただ、使う側から見ると、予定が読めるモデルと読めないモデルが混在しているのが現状です。この欄が埋まっているかどうかは、その差がそのまま出た結果です。
使う側で何ができるか
終了日が出ているモデルは、出ているうちに前提を確かめる
終了日が公表されているモデルを本番で使っている場合、切り替え先の検討はその日付から逆算できます。公表されているという事実自体が、他のモデルには無い情報です。
出ていないモデルは、切り替えられる作りにしておく
終了日が分からないモデルについては、いつ終わるかを予測しても意味がありません。モデルを差し替えられる形にしておくことが、予測の代わりになります。プロンプトや後処理を特定のモデルの癖に合わせ込むほど、差し替えが効かなくなります。
この表は定点で見る
この表は同じ場所を繰り返し取得して更新しています。予告どおりに終了したか、日付が動いたか、新しく欄が埋まったモデルが出たかは、次に見たときに分かります。一度きりの一覧ではありません。
表に出ているのは終了日が公表されているモデルだけです。空欄のモデルが表に無いのは、終了しないという意味ではありません。
また、これは仲介業者が持っている情報です。提供元の公式サイトに別の告知が出ていることがあります。実際に数字が食い違っている例があります。
公式サイトとレジストリで数字が違うもの
← 横にスクロールできます
表記のゆれ(128K と 128,000 など)は数値に直してから比べているため、ここには出てきません。数として違うものだけを載せています。
Q表に出ていないモデルは、終了しないということですか
違います。終了日が公表されていない、という意味です。この表は欄が埋まっているモデルだけを出しています。
Q70年以上先の日付は何ですか
分かりません。レジストリが返した値をそのまま載せています。終了予定が未定であることを表す入力ではないかと読めますが、公表されていないため断定していません。
Q「残り」の日数を過ぎたらもう使えませんか
表示した時点との差を計算しているだけで、告知ではありません。前倒しも延長もありえます。提供元の発表を確認してください。
Qなぜ半分以上のモデルで学習データの時点が分からないのですか
提供元が公表していないためです。公表する義務は無いので、これ自体は問題ではありません。ただし使う側からは確認できません。
Qいつ時点のデータですか
各表に取得時点を入れています。同じ場所を繰り返し取得して更新しています。